最近読んだ本『やまがた野鳥図鑑』など。。


『やまがた野鳥図鑑』山形新聞社

山形に帰省した際、新刊書もある古本屋さん^^で(重)が購入。
これ、地方出版だからかアマゾンには出ていないようですね。。。
内容紹介より

山形新聞社は、県内に生息する野鳥を美しい写真とともに紹介してきた本紙連載「やまがた野鳥図鑑」を単行本にまとめました。
 日本野鳥の会やまがた代表の簗川堅治さんが執筆し、2009年5月1日から10年5月7日まで本紙朝刊に掲載した本編250回を中心に、計340種の野鳥を「留鳥」「夏鳥」「冬鳥」「旅鳥」「迷鳥」「飛島」に分類して紹介しています。ほかに、県内各地で観察・記録された野鳥を分類ごとにまとめた「鳥類目録」や、簗川さんのコラムも掲載しました。

 鳥のサイズや観察できる時期はひと目でわかるアイコンや表で表されていたり、ワンポイントアドバイスがあって助かります。また、ちょっと洒落のきいた解説も笑えます^^
そしてなんと言っても「囀り(さえずり)」と「地鳴き」が表記されているのが嬉しいところ^^


脱原子力社会へ――電力をグリーン化する (岩波新書)

脱原子力社会へ――電力をグリーン化する (岩波新書)

『脱原子力社会へ−−電力をグリーン化する』長谷川公一(著)岩波新書
「はじめに」より。。。

エネルギー問題は、政府の総合資源エネルギー調査会などでも電力需要の伸びに対応していかに供給を確保するかと言う、量的な充足の観点からのみ、もっぱら論じられてきた。
しかしエネルギーの選択は、実はどのような未来、どのような社会を選びとるかという意味での社会的選択、社会設計の問題である。フクシマ事故をふまえて、大震災から生き延びた者として、大震災を目撃した者として、私たちはどのようなエネルギーを選択すべきなのだろうか。

先日読んだ松岡正剛さんの『3.11を読む』で紹介されていました。
松岡さんは原発関連で「小説は郄村薫、評論は長谷川公一だと思えた」と書いていたので、そう言えば昨年小牛田で講演会に行ったとき買った本だ。。。と思い、また読み返しました。そのときのブログはこちら⇒きつねこぱん
長谷川さんは山形県上山市生まれ。MERON(みやぎ環境とくらしネットワーク)理事長、高木仁三郎市民科学基金選考委員。(講演の終わりにサインしてもらいましたよ^^)